働いていると、色々なタイプの同僚がいると思います。
上司から言われたことを、咀嚼せずに部下に伝える人がいると思います。
つまり、情報を「伝えた」だけで、相手には伝わっていない状況です。
そうなると、どうなるかっていうと、伝えられた側の考えや気持ちが含まれていないんですよね。
対人援助職をしている人でも、「伝えた」だけで終わる人は少なくないと思います。
企業や事業所で勤めている人は、よく経験することだと思います。
上司に対して、怒りや不満、不信感が出てきます。
じゃあ、どうすればいいのかって思いますよね。
これって、正直難しいです。
上司に向かって、「その伝え方ではわかりません」と言えないですよね。
私も言えないです。
私の場合は、「それって、こういうことですか?」と確認を取ります。
それでも、対応できない人の場合は、諦めちゃいますね。
こういう時は、シンプルに考えて欲しいです。
「相手を変えることはできない」と。
そして、自分の話を聞いてくれる人を探してみましょう。
一人で考え込んで、抱えるとしんどくなります。
自分自身がつぶれる前に、聞いてもらうことがとても大切です。
話せる上司や同僚であれば、「伝わるように伝える」ことができています。
そんな時には、どういう言葉を使えば、伝わるのかなと考えてみてください。
もし、自分が伝えたいことがある時に、「私だったら、こういう風に言ってもらえると、わかりやすいな」と考えた上で、話してみましょう。
そういっても、言葉が見つからないって場合は、「友達相手ならこういう風に言うな」と考えてみてもいいかもしれないですね。
これらの話は、コミュニケーション能力があるかないかの話ではないですよ。
「相手に伝わるように伝える」ことは、自分自身の課題なので、「自分を変えていく」ことができます。
簡単なことではないことは承知しています。
ただ、自分に、この課題があるなと把握できたら、儲けものです。
把握できないと何も変わらないですからね。
把握できたら、後は練習のみです。
箇条書きで紙に書き出してもいいかもしれません。
私だったら、chatGPTに聞いてみると思います。
例えば、
私は〇〇をしています。相手に「〇〇」を伝えたいです。
相手がわかるように、優しい言葉を教えてください。
と入力してみます。
「私は、対人援助職(〇〇の部分)をしています。上司に、困りごと(〇〇)を相談したいです。相手にわかるように、優しい言葉を教えて下さい。」と入力してみますね。
すると、
◆言い方の例
● 例1:やんわりと相談を切り出すとき
「お忙しいところすみません。少しだけ、お話を聞いていただけますか? 最近、業務の中で少し戸惑っていることがありまして…。」
● 例2:気持ちも伝えたいとき
「いつもサポートいただいてありがとうございます。実は、最近少し気持ちに余裕がなくなっているように感じていて…。自分でも整理しきれていないのですが、お話を聞いていただけるだけでも助かります。」
● 例3:具体的な困りごとがある場合
「〇〇の業務について、ちょっと難しさを感じています。自分なりにやってみたのですが、どう進めるのがいいか悩んでしまって…。アドバイスをいただけないでしょうか?」
● 例4:助けが必要なとき(でも責められたくない)
「今の状況を自分なりに頑張ってみたのですが、ちょっと限界を感じていて…。どうすればうまく乗り越えられるか、一緒に考えていただけたら嬉しいです。」
と言った内容が返ってきます。
ちょっとした休み時間でも、入力できちゃいますよね。
chatGPTは、常に進化していくので、使い込んでいくうちに、もっと良い解答が出てくる未来も近いと思います。
勤務中に、困ったな、どうしようと焦っている時にこそ、この方法を使ってもらうといいかなと思います。
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