誰かが困っていると知ると、話を聞いてみたくなる。
とりあえず、話を聞いてみる。
「誰々のことで困っているんです」や「このシステムがうまくいかないんです」と。
「そうなんですね。大変ですね」で終わるのが、本当は良い。
社会でそれなりに上手くやっている人は、余計なことに首を突っ込まない。
それがいいかどうかは別の話。
そこで、首を突っ込んでしまう自分がいる。
詳しく話を聞かせてと前のめりになる。
これこれを工夫すれば、どうにかできそうと提案する。
そして、自分が手伝えば、なんとかできると思って行動する。
後になって振り返ると、それは「私の問題ではないよね」とわかる。
それに、「僕の仕事じゃないやん。本来は、~さんが考えることだよね」と。
これまでの生き方を振り返ると、実にコスパが悪いと思う。
首を突っ込んだことで成長できた部分もあるとは思うけど、自分の負担を増やす必要はなかったなと思う。
誰かの役に立てることは嬉しいこと。ただ、自分を犠牲にするのは間違っている。
自分の存在を証明しようと無意識で思っていたんだと思う。
当時は生きるのに必死だった。
頭では理解していたけど、こころの部分では、何もわかっていなかった。
けど、今だからこそ、気づけるし理解できる。
・目の前にあることは「自分の問題?」「相手の問題?」と分ける。
・自分が手伝うことによって、「誰かの成長を止めないか?」と考え、ライン(境界線)を引く。
・私が大切にしたいのは、家族と自分。その次に、私が担当しているクライエント。
・同僚や後輩、組織のことは、そもそも関わらないで良い(クール過ぎるかもしれないが)。
生きるのって難しいなと思う。
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